バーチャル・エンタープライズは、企業、組織、個人を超えて社会をつなぐテクノロジーによって紡がれた、見た目にはまるでひとつの企業のような仮想化された組織体。企業・組織・社会をつなぎ、すべての参加者がベネフィットを得られる構造と仕組みを備えたIBMが提唱する新時代の組織のあり方です。
オープン性は3つのレベルでもたらされます。
1-1. オープンなプラットフォームとエコシステムとは?
オープンなプラットフォームによって構成されたエコシステム同士が無限につながることで、単独では得られなかった情報を取り入れることができるようになり、生活者の潜在ニーズを顕在化し、新たな市場の創出を導きます。
1-2. 世界が直面する社会課題を解決する
世界が直面する深刻な課題の多くは、オープンで拡張されたセキュアなプラットフォームを活用したコラボレーションで対処することが可能です。
たとえば、ワクチン・ソリューション提供の官民パートナーシップや、気候変動、食料安全保障での連携など、持続可能性へのインパクトについて活動するプレーヤーの協業などに代表されるコラボレーションが好例です。
1-3. 高まる企業のオープン志向
このグラフは、デジタル・ヘルス・パスのようなコラボレーションを生む基盤となる企業のオープン性に向けた状況を表しています。
2-1. 発見のコミュニティーがイノベーションを加速する
バーチャル・エンタープライズのオープン性は、商品開発やサービス開発のイノベーションを起こす新しいソースに到達する速さを加速します。
なぜなら、エコシステムへの参加者の大量のデータから得られる予測分析に基づいた科学的アプローチでコンスタントにテストを繰り返すことができるからです。
2-2. 今後3年間で量子コンピューティングによって実行されるあるいは可能となるワークフローのトップ5
2-3. 実験の加速が起こる仕組み
3. 拡張インテリジェント・ワークフローとは?
アジリティーを加速する仕組み
バーチャル化により、ネットワークや接続性、スキル・エンゲージメントなどの可能性はさらに広がり、ワークフローも活性化し、アジリティーが高まります。これを実現するのが、インテリジェント・ワークフローです。
4-1. 企業の持続的成長(サステナビリティー)を実現するパーパス
4-2. バリューチェーン全体でサステナビリティーを考慮するSDGs項目
5-1. ヒューマン・テクノロジーは働き方、雇用のあり方を変える
5-2. 人間とテクノロジーの関わり方
6-1. オープンでセキュアなハイブリッドクラウド
6-2. クラウドコンピューティングがワークフローを変える
6-3. クラウド活用は企業の能力の相互作用を活性化し、収益力を高める