業績を向上するための戦略

成功企業にみられる5つのパートナー活用戦術とは

戦略的にビジネス機能を追加・拡張したり、目に見えるビジネス成果を獲得したりするための、ビジネス領域やIT領域におけるサービス・プロバイダーとのパートナーシップについて、あるいはアウトソーシングの財務面でのメリットについて、皆様もこれまでに耳にされたことがあるでしょう。企業がそれをうまく成し遂げたとき、他の企業と比べて売上げで2倍、利益率で5倍の成果がでているといわれています。しかし、成功企業はいったいどのようにしてそれをうまく成し遂げたのでしょうか?

より多くの顧客に興味を持ってもらったり、市場に進出するまでの期間を短縮したりするなどのビジネス成果は、ただ単にビジネス上のよきパートナーを選択するだけでは達成できません。それには新しい形のビジネス・リレーションシップの開発にむけた、じっくり練られた計画的なアプローチをとります。このためにIBMではこれまで何千ものビジネス領域ならびにIT領域におけるアウトソーシングの経験から学んだ知見を、世界中の大企業から中小企業まで広く集め、高レベルのベスト・プラクティスのチェックリストを作成するとともに、アウトソーシングご契約中はもちろん、その前後についても調べました。

※出典:IBMホワイトペーパー「パートナー活用戦略の重要性」 (簡単なアンケート入力が必要)


1. 戦略目標の立案

いわゆる「アウトソーシング」はこの10年で大きな進化を遂げました。戦略的な領域でない業務を外部に委託することによって、コスト削減を目指す動きとして始まったアウトソーシングは、さらにいっそうダイナミックで戦略的なものへと進化しました。しかし、IBMの実施した調査によると、よく検討された戦略的アウトソーシングのパートナーシップによって、何ができるようになるかについて、いまだに気付いていない企業も多くありました。今日、多くの企業が海外進出から顧客満足度にいたるまで、さまざまなパートナー戦略を行っています。もし御社でもそうしたニーズを評価される際には、できるだけ広くまた戦略的に、目指されている目的を企業全体のビジネス目標に緊密に結び付けるとともに、アウトソーシングによる変革力によって、どのように最大限のメリットをもたらすかを、ご検討されることをお勧めします。


2. 企業文化の変化への期待

企業の変革と成長をビジネス・パートナーのサポートにより実現するということは、これまでのリレーションシップとは根本的に異なるものにより実現します。関連会社のリレーションシップと真のパートナーシップほどの違いがあります。そして企業文化はこの変化に適応することが求められます。たとえば戦略的決定によりアウトソーシング・パートナーを信頼し権限を与えます。実績のある技術やプロセス、SME(Subject Matter Expert:その分野の専門家)、深い業界知識など、アウトソーシング・パートナーの選定において、対象とする機能とともに、その適応力があるかどうかをじっくり調べたいと思うでしょう。そして、アウトソーシング・パートナーとの密接な協業を行います。


3. 評価につぐ評価

よく知られた事実として:ビジネス指標とビジネス成果を結び付けることを重視している企業は、売上げや利益率が向上しているのがわかっています。どの企業も、それぞれ独自の企業目標や目的、成功を測る指標があります。アウトソーシングによるリレーションシップを評価する正しい指標を選択することは、非常に重要です。企業ごとの現在および将来のビジネス目標にフォーカスすることにより、企業は成功のために必要な機能や評価基準、契約上の責任に専念することができます。そしてアウトソーシングのパートナーはその実績がどのように評価されるかを明確に理解できるようになります。


4. ガバナンス

“これまでの”アウトソーシングのリレーションシップ、とりわけオフショアリングの成功要因は、プロジェクトを通じて企業とベンダーがどのように提携するかによっておおむね決まっていました。それは今日のより戦略なアウソーシングパートナーシップでも状況は同じです。2つのビジネスが共通の目標に向かって協業するときはいつでも、透明性とオープンなコミュニケーションが重要です。プロジェクトの仕様は作業が始まる前に明確で詳細に定義されていなければなりません。進捗状況は常にチェック・評価される必要があります。そして各成果物が完了した後、どちらのビジネス・パートナーも、しかるべくリレーションシップを評価し発展させていくべきです。


5. 事業部門間を横断して推進

企業が大規模に変革し、目に見える結果を得るためには、より広い視野を持たなくてはなりません。戦略的なアウトソーシングの契約は、ビジネス・プロセスやアプリケーションや技術インフラストラクチャーなど垂直構成である必要があります。そして戦略的なアウトソーシングのパートナーは深い業界専門知識や機能的専門知識ならびに変革を推進できる力―何かを実行する方法を理解するだけではなく、なぜ実行するのか、次に何を実行すべきかについても理解できる力―に基づいて選ばれるべきでしょう。

変革のためのアウトソーシングには、さまざまな協業が求められます。中でも異なる事業部門やサービス部門間での調整は非常に重要です。 こうした事業単位やサービスを総合的に扱ったり統合したりできるパートナー、企業規模での戦略を推進することができるパートナーを見出すことは非常に重要です。


ソーシングによるパートナー活用戦略の成功企業が、いかにイノベーションを推進し売上を伸ばしたかについて、詳しくはホワイトペーパーを参照してください。




  • ホワイトペーパー:「パートナー活用戦略の重要性」

    ビジネスおよびITサービスのソーシングのソーシングによる業績への影響

  • “アウトソーシング”の限界を超えて

    コスト削減を目的に設計された従来のアウトソーシング・モデルから、さらに一歩進んだ新たなソーシング・モデルへのアプローチが必要です。

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