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サムライ・ソリューションズ様事例:会津からグローバルへ

IBMクラウドだから決めたSuccess Stories

会津からグローバルへクラウドで事業展開!サムライ・ソリューションズ 中堅・中小企業のお客様に、システム監視の価値を提供 「IBMクラウドだから」決めた

概要

サムライ・ソリューションズ株式会社(以下、サムライ・ソリューションズ)様は、IBMのクラウド・サービスを利用して、サーバーおよびPCの監視サービスの提供を開始しました。何故IBMのクラウドを選択されたのか、どんなバリューがそこにあったのか、サムライ・ソリューションズ様代表取締役社長 滝沢真吾様、同取締役 佐野順平様、同技術顧問 駒田希充様にお話をお聞きしました。
インタビュー記事は、敬称略


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代表取締役社長
滝沢 真吾 様
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取締役
佐野 順平 様
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技術顧問
駒田 希充 様

中堅・中小企業のお客様に、システム監視の価値を提供

-サムライ・ソリューションズの名前の由来を教えていただけますか?

滝沢:「私どもの会社があります福島県会津若松市は、またの名をサムライシティという愛称で呼ばれ、商標登録まで行っています。鶴ヶ城や白虎隊はじめ侍に縁のある地、地域振興も視野に入れ、この地に拠点を構える会社としての想いをこめサムライ・ソリューションズと名づけました。」

-どのようなサービスの提供を行っていますか?

滝沢:「中堅・中小企業のお客様を対象に、下記二つの業務の柱でお客様にサービスを行っています。
1. サーバー、ネットワークの24時間監視
2. PCの24時間監視
親会社が企業向けのシステム運用・保守を行っており、そこで培ったノウハウをベースに中堅・中小企業のお客様にフォーカスしてサービスを提供しています。」

佐野:「サーバー、ネットワークの監視サービスは、障害を検地しお客様に通知するものですが、既知の障害に関しては対応まで実施、お客様へは報告のみ行っています。
PCの監視は、いつどんなアプリを立ち上げ、ネットでどのサイトにアクセスしたか、リソースは足りているかなどをモニターします。会計事務所、物流業者、IT企業など情報をPCで持ち出す可能性があるお客様から引き合いが多いです。」

-お客様の課題と監視サービスの仕組みは、どのようなものですか?

滝沢:「サーバーでエラーが出たときにどう対処していいか分からない、最初の構築から何年も経過してからエラーが出始めたが、いったい何のエラーなのか分からないなどです。また、中堅・中小企業のお客様の中には、システム運用の専門家を置けないため、部品の交換時期やサーバーの耐用年数が分からないなど、そうした相談もよく受けます。私どものサービスではエラー情報からそうした時期のアドバイスも行うことができます。」

佐野:「PCに関しては、ハードディスクの故障リスクの早期発見、不正ソフトの利用防止、個人情報の持ち出し防止のためのログ情報をなどを総合して詳細な管理レポートとして報告しております。」

駒田:「監視の仕組みは、お客様サーバーにエージェントを導入してもらい、そこから上がってくる情報をクラウド上のサーバーに送って監視しています。クラウド上には運用ログだけでお客様のデータには触りません。自動監視と有人監視の二重構造で24時間365日監視しています。」

クラウドにした背景とIBMクラウドの選択理由は何でしょうか?

-今回、IBMのクラウド・サービスをシステム基盤に採用されたのはどういう経緯からですか?

佐野:「もともとは、自前でサーバーを設置する計画でした。しかし、今年の震災の影響で、自社内にサーバーを抱えることに不安を感じました。実際、4月になってもネットワークの敷設ができず、サーバーを搬入してくれるベンダーもありませんでした。目の前で災害を体験し、新しい考え方が必要と感じました。」

滝沢:「そんなタイミングの時に『クラウドにしたらどうですか?』と技術部のメンバーから提案がありました。どこか安心して利用できるクラウド・サービスはあるかと聞いたところ、『IBMがクラウド・サービスを発表しました。IBMだから大丈夫ですよ』と返答がありました。大丈夫なのかと聞くと、『ええ、だってIBMですから』というわけで、じゃあそうしようってことになりました。(笑)
まさか、それでは会社の稟議は通りませんし、私自身も納得しませんので、他社ともきちんと比較したデータを準備してもらいました。」

駒田:「IBMの幕張データセンターが利用でき、日本語対応も可能。必須環境であるRed HatのLinuxも稼働、利用コストも安いということで、早速IBMに連絡しました。当時は、まだ会社の電話回線が復旧していなく、IBMの担当の方とも個人の携帯電話で連絡しあいました。情報をいただき、お話を聞くと、信頼性も高く、セキュリティーの対策も万全でした。IBMのクラウドを基本サービスのプラットフォームにしていこう、それが時代のニーズにあっていると思いました。」

滝沢:「クラウド化は、震災がきっかけになっています。私は、エンジニア出身ですが、エンジニア気質としては、自分たちの手元にサーバーがあると安心します。自分たちで直接触れますし、HW的にも部品交換も自分たちでできますしね。それで当初は、社内にすでにあったサーバールームにサーバーを設置し、バックアップと一部WEBサービスをクラウドにくらいに考えていました。
そこへ震災があり、『ここにサーバーを置くとしても、どこのメーカーさんもすぐには来てくれないだろう、でもいち早くサービスを開始したい、そうなるとクラウドだ、うちは、サービスの開発だけに専念しよう』ということになりました。」

駒田:「テストケースのパスをいただき、その日のうちに立ち上げて、システムを導入し一週間くらいでしっかりと稼働するようになっていました。無償お試しを活用しての稼働確認で、十分に動くことが分かり、これなら大丈夫だと思いました。手順や使い方の動画がYoutubeに掲載されており、またIBMのサポートも充実していましたのでありがたかったです。会津若松のメンバーも、ガイドがしっかりしていて使いやすいと言っています。他社クラウドですと、自分たちで本を買ってきて勉強しなければならず、大変だろうと気合を入れていたら、予想外に簡単に構築できました。」

滝沢:「1カ月くらいの見積もりで作業スケジュールを想定していました。ところが、実際には1週間で環境が構築されました。1日に何回も、『ここまでできました、こんなこともできました』と報告が上がってきました。」

駒田:「IBMから技術情報が発信されているので安心できました。どこかの誰かが試してできた情報を元に作業を実施するのはリスクがあります。また、他社クラウド・サービスは、個人用の環境と法人用の環境が混在しています。どのくらいの負荷がある日突然やってくるのか分かりません。IBMのクラウド・サービスは、法人専用の環境でしたので、不安定な要素が無いのも安心でした。」

滝沢:「感覚的には、自分たちでサーバーを立てているのに近いです。簡単にできますので、ITベンチャー企業に是非ともお勧めします。」

会津からグローバルへ

-今後の御社の展望を教えていただけますか?

佐野:「やはり一番は上場まで持っていくことです。お客様にとっての価値も上がりますし、信頼感も向上します。私どものサービスは、ITプラットフォームの部分、非公開企業ではなく公開企業として透明性を持って展開する計画です。まずは、そこに向かって上場できるだけの体力をつけてまいります。
また、海外のお客様も視野に入れています。会津のセンターに加え、シンガポールにバックアップ・センターを構築しました。二拠点体制で24時間365日監視できる体制を整えております。」

駒田:「クラウドを取り入れて活用しているという意味では、最先端にいます。最先端の情報をさまざまなコミュニティーに発信できるようにしていきたいです。ベンチャー企業は、新しいものにトライする文化があります。サービスも安く提供できるようになりますので、さらに競争力を付けることができます。」

佐野:「ネットワークに接続していないPCの監視もできないかというお問い合わせを多くいただいております。ネットに接続していないということは、ハッキングなどの攻撃がなく一見安全そうに思えますが、データのやり取りがUSBメモリーとなり非常に危険な運用です。このような問題は数多く存在していると考えられます。このような課題に対しても取り組んでまいります。」

滝沢:「クラウドは、敷居が高いと思っている方もいらっしゃるかもしれません。しかし、本来であれば、サーバーやネットワーク機器などの機材を自社に置くほうがよっぽど敷居が高いと思うのです。どのようなサービスを展開するのかによって、設備工事、耐震設計などをきちんと考えねばなりません。マシン選定も必須ですし、かつ、一度購入したら頻繁に変えることができません。そう考えると、逆にクラウドは敷居が低いと思います。クラウドの活用は、今後もっと広まっていくと考えています。
クラウドによるサービスを先行して提供できた企業として、このノウハウをもっと広めていければと思っています。ありがとうございました。」

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