IBM Proventia GV1000 は、IPS:Intrusion Prevent System (不正侵入防御システム) 機能を搭載するソフトウェアで、サーバーの仮想化環境において稼動し高度なセキュリティーを実現する新しいセキュリティー・ソリューションです。
IBM Proventia GV1000 は、IBM が誇る民間企業では世界最大のセキュリティー研究開発組織「X-Force®」のノウハウに基づいた高度なセキュリティーを提供する IPS 機能を仮想化環境で実現し、、今までの各仮想化環境内のセキュリティー対策にかかる作業を大幅に低減できます。そのため、多くの物理サーバーを仮想化環境に統合したお客様に最適です。
また、クラウド・コンピューティンクで仮想化された IT インフラを提供する (IaaS: Infrastructure as a Service) プロバイダーが IBM Proventia GV1000 を活用することで、ユーザー企業の仮想化インフラごとに異なったセキュリティー環境を設定して提供することができるようになります。
ここ数年で急増している企業の Web サイトへの攻撃は、攻撃側の目的も愉快犯から金銭目的へと変化し、企業の機密情報や顧客情報などの重要情報を盗み取られるなど、被害は深刻化しています。また、悪意を持った攻撃も多様化、高度化、高速化して、ウィルス対策ソフトウェアやファイアウォールだけでは防げないケースが顕著に増加しており、、ネットワークを流れる通信の中身まで確認し不正侵入を防御するシステム (IPS) が必要不可欠となってきています。
IBM ISS では、IBM Proventia GV1000 をはじめ IBM Proventia Network IPS や IBM Proventia MFS に搭載されている「仮想的にセキュリティー・パッチが適用されている状態を作り出すテクノロジー」を Virtual Patch と名付けて、IBM ISS 製品をお使いのお客様へ提供しています。
セキュリティー研究開発組織 X-Force は、OS やアプリケーションの脆弱性を発見すると、その脆弱性を狙った攻撃を検知するシグネチャー(X-Press Update、略称:XPU)を即座に開発し、IBM Proventia GV1000 に反映させます。ソフトウェア・ベンダーや OS ベンダーが脆弱性に対するセキュリティー・パッチを公開するまでの間、それらの脆弱性に対する攻撃から、システムやネットワーク防御するため、ネットワーク上に仮想的にパッチが適用されている状態を作ります。これが IBM ISS の Virtual Patch テクノロジーです。
IBM Proventia GV1000 は、仮想化プラットフォーム上で動作し、物理ネットワークと仮想ネットワーク双方を同一のハイ・レベルなセキュリティーで保護します。IBM Proventia GV1000 は、Infrastructure as a Servce プロバイダーなどが提供する複数の顧客が利用する仮想環境などで柔軟な実装が可能なため、クラウド・サービス・プロバイダーにとっても理想的なソリューションとなります。単一の管理コンソールで管理可能で、運用や管理にかかるコストやリソースの簡素化も可能です。